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鹿児島.mkとは?鹿児島のエンジニアコミュニティの成り立ちと活動
2019年12月に旧ブログで公開した記事を、に今の内容に合わせて書き直しました。
鹿児島.mkは、2019年7月に鹿児島で始まったエンジニアのコミュニティです。「プログラミング初学者や初見のエンジニアでも気軽に参加できる」を掲げて、もくもく会や勉強会、ハンズオン、LT大会を開いてきました。立ち上げたのは、GMOペパボ株式会社 鹿児島オフィスのエンジニアと、私(当時はフリーランスのエンジニア)です。今も私が運営を続けていて、2026年8月には7周年のLT大会を開きました。
イベントの告知はconnpassのグループで行っていて、参加者どうしはSlackでもつながっています。
この記事は、2019〜2020年に私が個人のブログに書いた鹿児島.mkの記事4本を、今の様子も足して1本にまとめ直したものです。
鹿児島.mkの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 立ち上げ | 2019年7月(第1回のもくもく会は2019年7月12日) |
| コンセプト | プログラミング初学者や初見のエンジニアでも気軽に参加できる |
| 主な活動 | もくもく会、勉強会、ハンズオン、LT大会 |
| イベント数(connpass) | 64件(番外編や合同開催などを含む。2026年9月時点) |
| 参加の窓口 | connpassのグループ、Slack |
| 参加費 | イベントへの参加は原則無料(懇親会は別料金。会場によっては会場費をいただく場合があります) |
初学者だけのための集まりではありません。現役のエンジニアも学生も来ていて、その中に初めての人でも入っていきやすい。そういう場を目指してきました。
立ち上げたきっかけ
きっかけは2019年6月、できたばかりのGMOペパボ鹿児島オフィスのエンジニアと私の、Twitterでのやりとりでした。私が「20代のエンジニアがゆるりと参加できるもくもく会みたいなのやりません??」と持ちかけたところ、同社のエンジニアは鹿児島にまだ知り合いがいなかったことと、歳が同じだったこともあって、すぐに意気投合しました。
このときは、コミュニティを作るつもりはまったくありませんでした。同じ年代のエンジニアが集まって、仲良くなれたらいいな、くらいの気持ちです。ところが準備を進めるうちに、せっかく来てくれた人たちとのつながりを1回のイベントで終わらせるのはもったいない、という話になり、参加者が集まれるSlackを用意しました。鹿児島.mkがコミュニティになったのは、このときです。
根っこには、地方でエンジニアをしていると一度は感じる悩みがありました。
- 世の中に出回る情報は都会のエンジニア向けのものが多く、地方では少ない情報を自力で集めるしかない
- 学生が実務経験を積めるインターンやアルバイトが少ない
- 未経験からエンジニアに転職した人が身近にいない
こうした悩みを持ち寄って、みんなで解決できる場をつくりたい。それも、鹿児島.mkを続けてきた理由の一つです。
これまでの活動
2019年:半年で、満員が続くように
- #1 もくもく会(2019年7月12日):GMOペパボ鹿児島オフィスで開きました。定員10名で募集したところすぐに埋まり、会場を調整して増員しました。Web系のエンジニア、Flutterに詳しいゲームエンジニア、エンジニアへの転職を目指す社会人、鹿児島大学などの学生が集まりました
- #2 Webアプリの公開方法の勉強会(Herokuとロリポップ!マネージドクラウドを題材に)と #3 Git と Pull Request を使ったチーム開発の紹介と体験会:Webアプリの公開や、チームでの開発の進め方など、一人でプログラミングをしているとなかなか触れないテーマを講習形式で扱いました。どちらも満員になりました
ここまでの3回の様子は、GMOペパボのテックブログ「Pepabo Tech Portal」(2019年11月7日)でも紹介してもらいました。
- #4 もくもく会 with 企画会議:参加者から「こんな勉強会をやってほしい」というアイデアを集めたら、翌年のイベントが埋まるほどの企画案が出てきました
- #5 2019年最後のLT大会:テーマを自由にしたところ、参加者の約7割が登壇するイベントになりました
2020年:オンラインに切り替えて
#7 Google Apps Script(GAS)のハンズオン(2020年2月)を最後に、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、イベントをオンラインに切り替えました。オンラインで開いた #8 オンラインLT会と #9 おかわりオンラインLT大会は、どちらも登壇者・視聴者とも満員になりました。
オンラインに移ってから、次のようなことを試しました。
- 通信や画面共有のトラブルを防ぐため、登壇者には事前に接続テストの時間をとってもらう
- 登壇者以外はカメラとマイクをミュートにする
- 視聴者の反応が登壇者に伝わるよう、コメントを画面に流すツール(CommentScreen)を使う
- 懇親会でいろいろな人と話せるよう、SpatialChatやRemoを使う
#10 テクニカルライティング練習会では、オンライン上でのグループワークにも挑戦しました。
ただ、オンラインだけのイベントを続けていると、参加者は少しずつ減っていきました。画面越しだと打ち解けるまでのハードルが高く、あえてイベントに参加する理由が薄れてしまったのだと思います。地域の小さなコミュニティに人が集まる一番の理由は、やはり交流です。そこで、感染状況を見ながら、会場とオンラインを同時に開く形(#13.1+design デザインもくもく会)を取り入れたところ、参加者がまた増え始めました。
今の鹿児島.mk
connpassのグループには、番外編や合同開催などを含めて64件のイベントが載っていて、メンバーは335人です(2026年9月時点)。
会場でのイベントに戻ってからも、扱うテーマは少しずつ広がっています。2024年にはVRChatやXR・メタバースのハンズオン、Apple Vision Proを触ってみる回を開きました。2025年には生成AIを使う回(「競技 Vibe Coding」やDifyのワークショップ)も開き、鹿屋市や霧島市で番外編も開いています。メンバーが自分で企画してくれた回もあります。
鹿児島.mkから生まれたもの
- 共同開発をするエンジニアサークル「ヒラマサ」が、鹿児島.mkをきっかけに生まれました
- 2020年には、メンバーの一人が鹿児島.mkのSlackを使って、初学者向けのもくもく会を自分で開きました
運営メンバーだけでなく、参加者が自分のやりたい企画を持ち込めるのも、鹿児島.mkらしいところです。
運営で気をつけてきたこと
- 扱う技術を一つに絞らず、初学者に近い立場の人にも運営に加わってもらう。初めての人が入りやすくするためです
- 初学者に寄り添いつつ、現役のエンジニアにとっても参加し続けたくなる内容にする
- エンジニアの数が少ない地域だからこそ、技術の話だけでなく、キャリアなどの悩みも話せる場にする
- Slackは告知を中心にして、運営が疲れずに続けられる形にする
参加してみたい方へ
イベントはconnpassのグループで告知しています。気になるイベントがあれば、そこから申し込んでください。初めての方でも大丈夫です。参加費などの細かい条件は、各イベントのページで確かめてください。
鹿児島.mkで生まれたつながりは、私にとっても、当社にとっても大きな財産です。これからも、鹿児島のエンジニアが気軽に集まれる場として続けていきます。
この記事を書いた人: 長重 佑(ヘッジホッグ
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